パスワードレス X.1280 エクアドル ESCOMへの教育プログラム移転

パスワードレス・アライアンスは、エクアドル陸軍通信学校(ESCOM)を対象に、X.1280パスワードレス国際標準技術と無料ソフトウェアの活用に関する3日間の遠隔ビデオ教育を成功裏に終了しました。 今回の教育では、韓国がITU-Tに主導提案したX.1280標準の理解から、パスワードレスX1280オープンソースツールのインストール・構成、現地ネットワーク環境で発生し得る主要な課題の診断及び解決戦略まで、実際の事例を中心に扱われました。また、パスワードレスアライアンスのテックメンバーであるデュアルオースト(DualAuth)が講義を支援しました。

エクアドルのサイバーセキュリティ専門家20名が参加した教育プログラムにおいて、そのうち4名が5月20日にフォーラムが主催した試験に合格し、Passwordless Education Member(PEM)資格を正式に取得しました。ESCOMは、この資格取得者を中心に独自の教育課程を運営し、エクアドル全土の大学・公共機関・医療機関などへのX.1280技術普及を本格化させる計画であると明らかにしました。

ESCOMのネルソン・プラド責任者は
「既存の生体認証方式よりも経済的で実用的なX.1280ベースの認証技術に現地専門家の関心が非常に高かった」とし、「今回育成した講師を通じてスペイン語圏国家全域に普及の基盤を整える」
と伝えました。

パスワードレス・アライアンスは今後も、より多くの国々にX.1280技術と無料ソフトウェアを普及させ、パスワードのない安全なデジタル世界の実現に率先して取り組んでまいります。

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